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新年明けましておめでとうございます。
 
 

 皆様には、新春を健やかに迎えられたことと、お慶び申し上げます。また、旧年中はひとかたならぬご厚情をいただきありがとうございます。
 昨年は3月に中国武漢市から発生した原因不明の肺炎「新型コロナウイルス感染症」の猛威が世界にひろがり、感染症の拡大で東京五輪・パラリンピックの延期が決定されました。
 緊急事態宣言がなされ不要不急の外出自粛の要請、街中の人通りも少なくなり、異様な状態がいつまで続くかわからないような不安な日々になりました。
 多くの人々の生活は一変し、企業はコロナ対策を行いつつ事業展開しなければならなくなりました。恵比寿会でもスタッフの状況に応じて勤務や通勤の方法を変更しました。ご入居者との面会を自粛していただき、オンライン面会に変更いたしました。ご入居者、ご家族には現在でもご不自由をおかけしております。

 一方で、新型コロナウイルス感染症で自粛の日々を送ったことは悪いことばかりではなく、昨年度から導入を開始したICTを活用したオンラインでの業務が進みました。会議は3密を防ぐために人を集めることを減らしてZOOMを使ったオンライン会議に変えました。私自身もほとんど移動をすることがなくなり、デスクから様々な団体の会議に出席でき、移動時間も減って選択肢が増えたというメリットがありました。

 さて、恵比寿会は本年30周年を迎えます。飛行場を持ち、空襲で大被害を受けた「軍都」立川は、戦後、米軍基地が置かれ、1977年に日本へ全面返還されました。今では立川は多摩地域最大のターミナル駅になり、北口の駅周辺基地跡地には「ファーレ立川」が誕生、昨年には「立川グリーンスプリングス」がオープンするなど開発が進み、益々賑やかになっています。全面返還された立川基地の一角、国営昭和記念公園の南側にフェローホームズは建設されました。返還されてから14年かけ、行政をはじめとするたくさんの方々のご尽力で1991年に社会福祉法人恵比寿会設立、翌年4月24日に特別養護老人ホームフェローホームズが事業開始いたしました。

 それから30年、立川が発展するとともに地域の皆様と多くの仲間のおかげで、今では立川市内に15事業所、28事業を運営し、スタッフ320名を超えるまでになりました。
 昨年、高齢事業では、ご利用者の幸せな生活を願って8つの基本ケアを策定しました。今までも実践してきたことですが、明確にすることで、よりしっかりと共有できるのではないかと思っております。
 子ども事業では、新たな拠点づくりと、子どもたちを中心とした環境づくりのための新事業を計画しております。
 今年は介護保険の改正の年でもあります。しばらくは新型コロナウイルス感染症と共存していかなくてはなりませんが、人を「介」し、尊厳を「護る」ことが介護だと考え、個人の尊厳を護り尊重し、皆様が自立して生活できるように支援できるスタッフ集団でありたいと思います。

 「ひとつはすべてのために すべてはひとつのために」の法人理念のもと努力して参ります。今年もご指導ご鞭撻をお願いいたします。

 
2021年元旦 理事長 森山善弘